秋を代表する花の1つです 小さな花が咲き乱れる様が小豆の粒に似ている ことから秋のお彼岸にお供えする「おはぎ」の 名前の由来になったとされています
尾花とはススキの別名です ススキの穂が動物の尾に似ていることから 「尾花」という別名が付けられたそうです 茎に油分を含み耐水性に優れているため 茅葺屋根に使われます
根から得られるでんぷんを精製して作る葛粉は 葛餅、葛切りなどを作る際に用いられます また漢方薬の葛根は根を乾燥させたもので風邪や 胃腸不良に効果があるとされています
子を失った親が、その子の愛した花を形見として 撫でたことから別名「片身花」ともいいます 日本女性の清楚さを表現した「大和撫子」の撫子はこの花のことです
名前の由来は所説ありますが「おみな」は「女性」 「えし(へし)」は「圧し」を意味することから 美女をも圧倒する美しさという説があるほど 美しい花として昔から人々に愛されてきた花です
花の色が淡紫色で、弁の形が筒状で袴に似ている ことから、この名前が付けられました 乾燥させると桜餅のような良い香りがするため 昔の貴族は乾燥させた藤袴を着物に忍ばせ 香りを身に纏ったといわれています
歌では「朝貌あさがお」と詠まれていますが 実際は桔梗の花といわれています 漢字が「更に吉」という文字で構成されているため 縁起が良く、家紋として人気のモチーフです 中でも明智光秀の水色桔梗の家紋は有名です