河川工事は河川の安全性の確保は元より、そこに形成される自然環境や景観等を考慮した、多自然型川づくりを基本とし、川と人々との日常的な関係を踏まえて河川の利用や歴史・文化などの川の持つ多様な側面に配慮する必要があります。
石材等を詰めたかごで河床、河岸を覆う多自然型の護岸工で、護岸の補強はもちろんのこと。河川が本来有している生物の生息・生育等を図り、人や動植物に優しい水辺環境を創出します。
護岸ブロック工事や根固めブロック工事等で、河川の流速に負けることなく、岸の浸食や河床の洗堀を防ぎます。また、上流域などでは、河川にある摩耗強度が高い自然石を利用した石積工事も行います。
周囲の景観と調和を損なうことなく、景観形成を目的とした河川の整備、補強工事を行います。